コンクリート工学年次大会 2016(博多)

コンクリート工学年次大会 2016(博多)

2016年7月6日〜7月8日福岡国際会議場
コンクリート工学年次大会
コンクリート工学年次大会 2016(博多)

コンクリート工学年次大会 2016(博多)

2016年7月6日〜7月8日福岡国際会議場

[1026]高炉スラグ微粉末とシリカフュームを用いた高強度コンクリートの自己収縮について

小亀大佑1, 菅田紀之1, 横川慶介1(1.室蘭工業大学)

キーワード:

autogenous shrinkage、compressive strength、ground-granulated blast-furnace slag、high-strength concrete、silica fume、シリカフューム、圧縮強度、自己収縮、高強度コンクリート、高炉スラグ微粉末

高炉スラグ微粉末とシリカフュームを用いた高強度コンクリートの自己収縮特性について検討するために,水結合材比を25 %および30 %の2水準,シリカフュームの置換率を結合材の0 %から20 %,高炉スラグ微粉末の置換率を0 %から40 %に変化させた18ケースの高強度コンクリートについて圧縮強度試験および自己収縮試験を行った。その結果,シリカフュームおよび高炉スラグ微粉末の添加により材齢28日圧縮強度は低下すること,シリカフュームは初期材齢時の自己収縮を低減すること,高炉スラグ微粉末は極初期材齢時における自己収縮を低減させ,その後の材齢90日までは自己収縮を増加させることを示した。