コンクリート工学年次大会 2016(博多)

コンクリート工学年次大会 2016(博多)

2016年7月6日〜7月8日福岡国際会議場
コンクリート工学年次大会
コンクリート工学年次大会 2016(博多)

コンクリート工学年次大会 2016(博多)

2016年7月6日〜7月8日福岡国際会議場

[1031]低炭素型コンクリートを使用したコンクリート二次製品の開発

堀口賢一1, 松元淳一1, 河村圭亮1, 坂本淳1(1.大成建設)

キーワード:

blast furnace slag、durability、low-carbon type concrete、reduction of carbon dioxide emission、segment、セグメント、二酸化炭素排出削減、低炭素型コンクリート、耐久性、高炉スラグ微粉末

本研究では,混和材を多く使用する低炭素型コンクリートを用いて二次製品であるセグメントを製作することを目的に,強度特性,実大セグメントの製作性と構造性能,耐久性を実験により確認した。その結果,蒸気養生することで圧縮強度を安定的に発現させることができ,また,通常のコンクリートと同等の製作性,構造性能を有していることがわかった。低炭素型コンクリートの耐久性は,塩害,耐薬品性,耐酸性については通常のコンクリートと同程度であるが,中性化抵抗性,凍害に対しては劣ることがわかった。