コンクリート工学年次大会 2016(博多)

コンクリート工学年次大会 2016(博多)

2016年7月6日〜7月8日福岡国際会議場
コンクリート工学年次大会
コンクリート工学年次大会 2016(博多)

コンクリート工学年次大会 2016(博多)

2016年7月6日〜7月8日福岡国際会議場

[1221]周波数の異なる振動下におけるモルタルのレオロジー特性と充填性能に関する基礎的検討

齋藤拓弥1, 大八木雅人1, 藤倉裕介2, 伊達重之1(1.東海大学 2.フジタ)

キーワード:

box filling test under vibration、compaction、mortar、rheology、viscocsity、yield value、モルタル、レオロジー、加振ボックス充填試験、塑性粘度、振動締固め、降伏値

コンクリートの施工は振動締固め機を使用して実施することが多く,フレッシュコンクリートの施工性能を評価するためには振動下におけるレオロジー特性と充填性能を評価することが重要である。本研究では振動下におけるコンクリートやモルタルの充填性や分離抵抗性といった施工性能を統一的に評価するとともに,最適な締固め手法を確立することを目的とし,その基礎的な検討としてモルタルの静置下および周波数の異なる振動下でのレオロジー特性を調べた。また,周波数の異なる振動下において加振ボックス充填試験を行い,周波数と充填性能の関係について検討を行った。その結果,最適な締固め方法の確立にはモルタルのレオロジー特性に適した振動周波数を評価することが重要であることを確認した。