[1233]鋼繊維補強高流動コンクリートのポンプ圧送性に関する検討
臼井達哉1, 木ノ村幸士1, 坂本淳1, 斎賀雄1(1.大成建設)
キーワード:
pressure loss in pipe flow、pumpability、self-compacting concrete、steel fiber reinforced concrete、鋼繊維補強コンクリート、高流動コンクリート、圧送性、管内圧力損失
重複複数シールドによる地下空間構築工法における中詰コンクリートに適用する鋼繊維補強高流動コンクリートの配合選定行いポンプ圧送試験を実施し,圧送によるフレッシュ性状,圧縮強度等の品質の変化,圧送可能距離について評価した.その結果,圧送によるスランプフローの低下量は,通常の高流動コンクリートと比較し非常に大きく,自己充塡性を確保できる圧送可能距離,吐出量は,水平換算距離200m,吐出量25m3/hであった.また,自己充塡性を確保できる範囲においては,圧送前後の圧縮強度,引張軟化曲線で大きな差がないことが明らかになった.
