コンクリート工学年次大会2017(仙台)

コンクリート工学年次大会2017(仙台)

2017年7月12日〜7月14日仙台国際センター
コンクリート工学年次大会
コンクリート工学年次大会2017(仙台)

コンクリート工学年次大会2017(仙台)

2017年7月12日〜7月14日仙台国際センター

[1125]フレッシュ時に外部からの圧力が硬化コンクリートの気泡組織およびスケーリング抵抗性に及ぼす影響

田中舘悠登1, 羽原俊祐1, 小山田哲也1, 林大介2(1.岩手大学 2.鹿島建設)

キーワード:

ae concrete、AEコンクリート、air content、air void system、entrained air、pressure、scaling resistance、スケーリング抵抗性、圧力、気泡組織、空気量、連行空気

レディーミクストコンクリートの圧送時の空気量の低下に着目し,ポンプ圧送時の加圧などがコンクリートの気泡組織およびスケーリング抵抗性に及ぼす影響について,モルタルを用いて検証した。圧力が高いほど,平均気泡径および気泡間隔係数はいずれも大きくなる傾向があり,気泡数が減少する。特に,150μm以下の気泡の減少が顕著であり,気泡数の減少が多いほど,スケーリング抵抗性が低下する。薄膜をもつ中空微小球により空気を導入したモルタルの場合では,気泡組織の変化が小さく,加圧の影響が小さい。0.45MPa(ゲージ圧)で加圧したモルタルを除き,スケーリング抵抗性の大きな低下は見られない。