コンクリート工学年次大会2017(仙台)

コンクリート工学年次大会2017(仙台)

2017年7月12日〜7月14日仙台国際センター
コンクリート工学年次大会
コンクリート工学年次大会2017(仙台)

コンクリート工学年次大会2017(仙台)

2017年7月12日〜7月14日仙台国際センター

[1148]加熱アスファルト混合物敷設が鋼橋RC床版に与える影響と実橋でのコアの詳細分析

野村昌弘1, 浦修造2, 石井浩司3, 鳥居和之4(1.野村昌弘の研究所 2.国土開発センター 3.ピーエス三菱 4.金沢大学)

キーワード:

RC slab、comvined deterioration、crack、Asphalt pavement、deicing salt、EPMA、sulfate deterioration、RC床版、複合劣化、ひび割れ、加熱アスファルト、凍結防止剤、EPMA、硫酸塩膨張

鋼橋RC床版での複合劣化の原因を確認するために実験的検証と実橋から採取したコアでの詳細分析を行った。その結果,建設時の加熱アスファルトの施工が床版表面に微細なひび割れを発生させること,凍結防止剤散布環境下ではこのひび割れがさらに進展すること,砂利化の主たる原因は路面水の浸入に伴う凍結融解作用であること,RC床版に浸透した塩化物イオンは中性化フロントの影響で鉄筋位置にてピークを向かえること,ASRの進行がRC床版劣化に悪影響を与えることなどを確認した。