コンクリート工学年次大会2017(仙台)

コンクリート工学年次大会2017(仙台)

2017年7月12日〜7月14日仙台国際センター
コンクリート工学年次大会
コンクリート工学年次大会2017(仙台)

コンクリート工学年次大会2017(仙台)

2017年7月12日〜7月14日仙台国際センター

[1162]ラマン分光分析を用いたシラン系含浸材の浸透性評価

鈴木優人1, 星博夫2, 羽村陽平3, 高谷哲1(1.京都大学 2.BASFジャパン 3.島津テクノリサーチ)

キーワード:

penetration depth、raman spectroscopy、silane penetrant、steel corrosion、シラン系含浸材、ラマン分光法、浸透深さ、鉄筋腐食

コンクリート中の鉄筋が腐食すると,かぶりの剥落や耐荷力の低下につながる危険性があり,鉄筋腐食はコンクリート構造物が抱える重要な問題の一つであるといえる。近年,腐食抑制対策としてシラン系含浸材を利用することが増えてきている。しかし,シラン系含浸材の浸透深さを現場で簡易に評価する手法が確立されていないのが現状である。そこで本研究では,シラン系含浸材の浸透深さを評価する方法としてラマン分光法に着目し,コンクリート表面に含浸材を塗布した際に含浸深さや濃度の違いを評価できるか検討した。