[1219]LNG地下式貯槽底版コンクリートへの普通ポルトランドセメント採用における温度ひび割れ検討
鈴木良亮1, 安田勝俊2, 松浦忠孝3, 仁井田将人1(1.大成建設 2.東京電力フュエル&パワー 3.東京電力ホールディングス)
キーワード:
bifurcating pipe layout method、bottom slab concrete、curing control、lng underground storage tank、LNG地下式貯槽、thermal cracking、分岐管工法、底版コンクリート、温度ひび割れ、養生管理
LNG地下式貯槽の底版は,部材厚が大きく施工時の温度ひび割れが課題となる。従来の対策としては低発熱系セメントを使用してきたが,富津火力発電所に増設中の9・12号貯槽底版においては,試験によって評価した物性値を基に温度ひび割れ検討を行い,物性値・構造寸法・温度条件の影響を考慮した妥当性評価により,普通ポルトランドセメントを採用して材料費低減を実現した。また,実施工では18,000m3のコンクリートの一括打設に分岐管工法を用いた。温度ひび割れは部材内の温度差に起因することから,コンクリート温度の管理値を設け養生管理を行うことで,有害なひび割れが無い健全な底版を構築することができた。
