コンクリート工学年次大会2018(神戸)

コンクリート工学年次大会2018(神戸)

2018年7月4日〜7月6日神戸ファッションマート
コンクリート工学年次大会
コンクリート工学年次大会2018(神戸)

コンクリート工学年次大会2018(神戸)

2018年7月4日〜7月6日神戸ファッションマート

[1111]海上大気中に30年間暴露されたコンクリートにおける表面被覆材の塩害防止効果

山路徹1, 富山潤2, 金城信之3(1.港湾空港技術研究所 2.琉球大学 3.内閣府沖縄総合事務局)

キーワード:

chloride attack、chloride penetration resistance、crack elongation performance、marine environment、surface coating、海洋環境、塩害、表面被覆、遮塩性、ひび割れ追従性

5種類の表面被覆を行ったコンクリート試験体を海洋環境(海上大気中)に30年間暴露した後,被覆材の性能およびコンクリートの劣化状況に関する調査を行った。その結果,被覆材の表面(上塗り材)では劣化の程度にはばらつきがあったが, 各種被覆材は30年にわたりコンクリート中への塩化物イオンの侵入を防いでおり,高い防食効果を確保していたことが確認された。また,塗膜自体の遮塩性についても,30年後において高い性能を保持していた。