[1006]締固めを必要とする高流動コンクリートのPCaPC部材への適用に関する研究
河中涼一1, 園田強介1, 藤井隆史2, 綾野克紀2(1.ピーエス・コンストラクション 2.岡山大学)
キーワード:
プレキャストPC部材、間隙通過速度、材料分離抵抗性、施工性、空気量
本論文は,プレキャスト製品工場においてプレテンション方式で製造されるプレストレストコンクリート部材への締固めを必要とする高流動コンクリートの適用性について検討を行ったものである。プレストレストコンクリート部材の鋼材量であれば,一般的な土木構造物に適用される流動性と材料分離抵抗性を兼ね備えた高流動コンクリートを採用することで,十分な施工性と粗骨材の分離抵抗性が得られることを,1,100×700×22,400mmのプロトタイプのプレストレストコンクリート桁を製造して確認した。
