コンクリート工学年次大会2025(盛岡)

コンクリート工学年次大会2025(盛岡)

2025年7月16日〜7月18日
コンクリート工学年次大会
コンクリート工学年次大会2025(盛岡)

コンクリート工学年次大会2025(盛岡)

2025年7月16日〜7月18日

[1038]資源循環とCO₂固定量の最大化を両立するコンクリートを用いたプレキャスト製品の製造

齋藤淳1, 鈴木好幸1, 髙木亮一1, 坂本守1(1.安藤・間)

キーワード:

高炉スラグ微粉末、再生骨材、スラッジ固形分、炭酸化、CO₂ナノバブル

資源循環とCO2固定量の最大化を両立するコンクリートの開発の一環で,再生骨材と模擬スラッジ固形分にCO2を固定化させ,コンクリート材料として利用するとともに,硬化後のコンクリートにもCO2を固定化させるプレキャスト製品を製造した。スランプロスが大きいことや,強度のばらつきが大きいことを考慮しつつ,CO2収支(CO2排出量-CO2固定量)ができる限り小さくなるように配(調)合を設計した。プレキャスト工場の設備で要求性能を満足したコンクリートを出荷でき,打設や脱型なども予定通りの工程で実施できた。