[1042]環境配慮型コンクリートのインターロッキングブロックへの適用性
近藤直斗1, 道正泰弘1, 神下竜三1, ダオテイフオン2(1.名城大学 2.鹿島道路)
キーワード:
インターロッキングブロック、アルカリ活性材料、高炉スラグ微粉末、低品質再生骨材
現在,カーボンニュートラルの実現を目指す取り組みとして,セメント代替として高炉スラグ微粉末の積極的な利用が進められている。また,資源循環の観点から再生骨材の利用が推奨されている。一方,都心部では夏の暑さが課題となっており,東京都を中心に舗装によるヒートアイランド対策が取り組まれている。本研究は,使用骨材の全てを低品質再生骨材とし,結合材には副産物由来の高炉スラグ微粉末とアルカリ刺激剤によるアルカリ活性材料を用いた環境配慮型コンクリートの路面温度上昇抑制型インターロッキングブロックへの適用性について検討を行った。その結果,適用可能性があることが明らかとなった。
