第37回医療情報学連合大会(第18回日本医療情報学会学術大会)

第37回医療情報学連合大会(第18回日本医療情報学会学術大会)

2017年11月20日〜11月23日グランキューブ大阪(大阪府立国際会議場)
医療情報学連合大会
第37回医療情報学連合大会(第18回日本医療情報学会学術大会)

第37回医療情報学連合大会(第18回日本医療情報学会学術大会)

2017年11月20日〜11月23日グランキューブ大阪(大阪府立国際会議場)

[4-J-2-CS10-5]診療記録統合管理システム導入と標準化について

田中 龍也(社会医療法人祐生会みどりヶ丘病院 医療情報課)
当院は、オーダリングシステム稼働を行っていた2009年頃より電子カルテシステムへの移行を検討し、2011年に電子カルテシステム導入を実施した。電子カルテ稼働後は、操作性などに戸惑いながらも大きな問題はなく運用を行っていた。しかし、電子カルテ以降後も紙媒体の記録用紙が発生していた。電子カルテシステム導入した当時は、電子カルテシステムに装備されているレポート管理システムを使用していたが、電子証明書・タイムスタンプが実装されておらず原本性の確保が実現せず、紙媒体が半永久的に残る運用にとどまっていた。そこで、紙の残らない運用を目指し、診療記録統合管理システム(Apeos PEMaster ProRecord Medical)の導入を決めた。さらに、文書管理・文書フォーマットが文書毎に異なっていたため、文書の標準化も着手した。今回は導入経緯・導入プロセスなどに起こった成功や失敗を交えて報告する。