[4-H-4-01]明るい病院づくりに求められる看護DXと役割を担う人材の発掘方法
*村岡 修子1(1. NTT東日本関東病院)
政府は医療DXに関する施策について、関係行政機関との密接な連携のもと推進していくことを明言しています。また、2022年には医療DX推進本部が立ち上がり、国内での医療DXの本格的な推進体制が整えられています。看護においても、デジタル技術やInformation and Communication Technology(以下、ICT)、Artificial Intelligence(以下、AI)などの高度な技術を活用した改革は、もはや避けて通れない時代へ移行しています。
看護のDXが究極的に進んだ世界では、看護師が患者に寄り添うための時間が創出され、看護師の意思決定につながる患者状態を自動的に提案されると予測しています。また、患者の情報収集や看護記録が自動化されることも可能と考えています。その一方で、これらが実現した臨床現場では、改めて「看護とは何か?」が問われることになり、「看護師にしかできないこと」と「看護師以外に委ねられること」が再考されると考えられます。
このような背景の中で、看護管理者が優先すべきことは、明るい病院へ導くための看護DXを可能にする人材を発掘することにあると考えます。具体的には、デジタル技術に精通し、ICTやAIを効果的に活用できるスキルを持っている人材、看護師の役割や業務プロセスの再設計ができる人材、デジタル技術の導入に対する看護師の抵抗感を減らし、全てのスタッフが新しい技術を受け入れ、活用できるような環境を作ることができる人材などです。
このような人材は皆さんの周りに存在しますか?すべてのスキルをもっている看護師は、日本全体を見回してもいないかもしれません。しかし、3つの中のいずれか一つが可能な人には心当たりがありませんか。本セッションでは、NTT東日本関東病院における看護DXの事例と人材育成についてご紹介し、人材の発掘方法について、皆さまと意見交換する場とさせていただきたいと思います。
看護のDXが究極的に進んだ世界では、看護師が患者に寄り添うための時間が創出され、看護師の意思決定につながる患者状態を自動的に提案されると予測しています。また、患者の情報収集や看護記録が自動化されることも可能と考えています。その一方で、これらが実現した臨床現場では、改めて「看護とは何か?」が問われることになり、「看護師にしかできないこと」と「看護師以外に委ねられること」が再考されると考えられます。
このような背景の中で、看護管理者が優先すべきことは、明るい病院へ導くための看護DXを可能にする人材を発掘することにあると考えます。具体的には、デジタル技術に精通し、ICTやAIを効果的に活用できるスキルを持っている人材、看護師の役割や業務プロセスの再設計ができる人材、デジタル技術の導入に対する看護師の抵抗感を減らし、全てのスタッフが新しい技術を受け入れ、活用できるような環境を作ることができる人材などです。
このような人材は皆さんの周りに存在しますか?すべてのスキルをもっている看護師は、日本全体を見回してもいないかもしれません。しかし、3つの中のいずれか一つが可能な人には心当たりがありませんか。本セッションでは、NTT東日本関東病院における看護DXの事例と人材育成についてご紹介し、人材の発掘方法について、皆さまと意見交換する場とさせていただきたいと思います。
