熊本大会(第50回石油・石油化学討論会)

熊本大会(第50回石油・石油化学討論会)

2020年11月12日〜11月13日熊本城ホール
石油学会 年会(研究発表会)
熊本大会(第50回石油・石油化学討論会)

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2020年11月12日〜11月13日熊本城ホール

[1C10]1H-MNR緩和時間測定法を用いたアスファルテン凝集構造緩和挙動の評価

○熊谷 治夫1(1. 北海道大学大学院工学研究院)
本研究では種々の溶媒中アスファルテンの凝集構造緩和挙動に関し1H-MNR緩和時間測定を用い評価した.測定は分子拡散による影響の少ないCPMG法を用い,得られたシグナルをCONTIN法による逆ラプラス変換することによりスピン-スピン緩和時間T2の分布曲線を得た.T2分布曲線を所定のT2値で固相,凝集相および液相に分画し,各相の濃度変化より溶媒の相違が凝集構造の緩和機構に及ぼす影響に関して検討した.