熊本大会（第50回石油・石油化学討論会）
2020年11月12日〜11月13日熊本城ホール
熊本大会（第50回石油・石油化学討論会）
2020年11月12日〜11月13日熊本城ホール
[1D01]UV-LED照射下において生じる活性酸素のSm2O3によるメタンの接触酸化に対する影響
○杉山 茂1、林 泰範1、霜田 直宏1、加藤 雅裕1、加藤 裕樹2、二宮 航2(1. 徳島大学、2. 三菱ケミカル)
酸化サマリウム触媒によるメタンの酸化反応に対する活性酸素の影響を検討するために、UV-LED照射下でTiO2から発生するスーパーオキサイドとWO3から発生する過酸化水素の影響を検討した。前者の活性酸素はメタンから一酸化炭素への部分酸化を明確に促進したが、後者の活性酸素はほとんど効果を示さなかった。このような活性酸素の効果は酸化マグネシウム触媒では見られず、レドックスを示す酸化物に特有な挙動と思われる。