石油学会 第63回年会（第69回研究発表会）
2021年5月24日〜5月25日
石油学会 第63回年会（第69回研究発表会）
2021年5月24日〜5月25日
[A03]様々なカリウム塩系触媒を用いたメタン酸化カップリング反応
○吉田 新太郎1、リ ドゥアンシン1、 シリタナラットクル バヴィン1、高鍋 和広1(1. 東京大学)
メタン酸化カップリング(OCM)反応においてNa2WO4を用いた触媒は、高温でH2OとO2からOHラジカルを形成してC2選択性を向上させると報告されており、他のアルカリ金属塩触媒で同様の挙動を示すかをK2WO4/SiO2を用いて検証した。速度論的解析により、K2WO4を用いた触媒でもOHラジカル生成に起因すると考えられる反応経路の存在が示唆された。また、この反応経路にはカリウムの存在が有効であることが示唆された。