[B13]常温作動のメタン化技術による排ガス中CO2処理の熱力学的優位性
○福原 長寿1、赤間 弘1、谷口 智哉1、渡部 綾1(1. 静岡大学大学院総合科学技術研究科)
産業プロセスから排出されるCO2ガスの大量処理を目的に、ラボレベルの大型装置を用いて酸素共存下のメタン化特性を熱力学的指標で評価した。排ガス処理量5L/minの条件でスパイラル形構造体触媒を用い、250~350℃で駆動する通常のメタン化反応と25℃域の常温作動のメタン化反応に関する両者のエクセルギーを評価した。常温作動のメタン化は、外部加熱を必要としないことで熱力学的優位性をもつことが示唆された。
