[C05]ナフサ水素化精製装置における圧力損失推定モデルの構築と運転への活用
○難波 照代1、出井 一夫1、薄井 大輔1、佐藤 一仁1、中嶋 伸昌1(1. コスモ石油株式会社中央研究所石油精製プロセスグループ)
ナフサ水素化精製装置で運転変動以外の要因で圧力損失(ΔP)が発生し、運転制約が生じることがある。そのため⊿Pの推移を予測し、運転計画に反映させることが求められる。我々は、⊿P上昇要因を触媒層の空隙に蓄積する堆積物(スケール)と考え、Ergun式、Larkins式をベースにした⊿Pの経時的な変化が推定できるモデルを構築した。そこから得られたΔP推定データを運転計画調整に反映し、実運転に活用した。
