[C09]21世紀に入ってからの油価、採算コスト、産油量、残存可採埋蔵量を考える
○伊原 賢1(1. 石油天然ガス・金属鉱物資源機構 管理・研修部)
21世紀に入り20年を経たが、油価は変動し、中東・OPEC原油に加え、超重質油・大水深油田開発・シェールオイルほかが石油市場に登場した。一方、残存可採埋蔵量や産油量は徐々ながら共に増加基調にあり、石油の寿命(残存可採埋蔵量/年供給量)は、あと40年~50年のレンジに落ち着いている。「可採埋蔵量と油価の関係」を石油採掘技術やエネルギー経済の面から探りたい。
