[1A04]ロジウム微粒子および水溶性亜鉛ポルフィリンを用いたNADH再生のための光酸化還元系
○片桐 毅之1、東 正信1、天尾 豊1(1. 大阪市立大学)
ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド還元型(NADH)は多くの酸化還元酵素の補酵素として機能する。酵素利用においてNADHの供給は重要な課題であり、NAD+からNADHへの再生が取り組まれている。しかし、一般にNAD+還元では酵素不活性なNADH異性体が生成する。そこで本研究では、親水性高分子で分散させたロジウム微粒子を触媒として用い、電子供与体・光増感剤から構成される可視光をエネルギー源とするNADH再生系を構築した。
