函館大会(第51回石油・石油化学討論会)

函館大会(第51回石油・石油化学討論会)

2021年11月11日〜11月12日函館アリーナ・函館市民会館およびオンライン
石油学会 年会(研究発表会)
函館大会(第51回石油・石油化学討論会)

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2021年11月11日〜11月12日函館アリーナ・函館市民会館およびオンライン

[1A05]電場印加による低温域での三元触媒性能の向上

○成田 優希1、重本 彩香1、大森 裕貴1、比護 拓馬1、植西 徹2、関根 泰1(1. 早稲田大学、2. トヨタ自動車)
自動車の排ガスの低温化に伴い、低温域での排ガス浄化性能の改善が求められている。我々は、触媒層に電場を印加することで反応を促進させる電場触媒プロセスを、三元触媒反応に適用した。その結果、模擬排ガス環境下においてPd/Ce0.7Zr0.3O2が従来の触媒反応では活性が見られない低温域(420–473K)で活性を示すことを見出した。また電場印加によって、触媒担体の格子酸素によるC3H6の部分酸化種(CxHyOz)の形成が促進されることが分かった。