函館大会(第51回石油・石油化学討論会)

函館大会(第51回石油・石油化学討論会)

2021年11月11日〜11月12日函館アリーナ・函館市民会館およびオンライン
石油学会 年会(研究発表会)
函館大会(第51回石油・石油化学討論会)

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2021年11月11日〜11月12日函館アリーナ・函館市民会館およびオンライン

[1A06]酸化ジルコニウム系複合酸化物のNOx吸放出特性

○望月 大輝1、西田 吉秀1、羽田 政明1(1. 名古屋工業大学)
ディーゼルエンジンからの低温NOxを除去するため、ジルコニウムと遷移金属からなる複合酸化物についてNOx吸放出特性を評価した。検討した遷移金属の中では鉄が効果的であったこと、調製方法としては共沈法が有効であったこと、最適な鉄添加量は25wt%であることを明らかにした。吸着NOx種の脱離は100~400℃で起こり、低温域ではNO、高温域ではNO2が主な脱離成分であった。CO2/NH3-TPDから評価した酸/塩基のバランスがNOx吸放出量を支配する要因であると結論した。