[1B06]動植物性油脂からの新しい炭化水素系バイオディーゼル燃料(HiBD)の液相合成
○島田 光1、平川 哲也1、朝見 賢二1、谷 春樹2、村上 弥生3、藤元 薫3(1. 北九州市立大学 朝見研究室、2. 環境エネルギー株式会社、3. HiBD研究所)
演者らは動植物性油脂から脱炭酸分解により高品質の炭化水素系バイオディーゼル燃料HiBD(High quality Bio Diesel)を得るための開発を進めている。これはハイドロタルサイト触媒を用いた液相合成法で、長時間安定的に高収率を得ることに成功した。その際、触媒上に析出した炭素量が著しく少ないなど優れた反応系であることが明らかになった。しかし、初期の昇温過程で突沸が起こることが分かったため本研究ではこの現象の解明と対策を試みた。
