[1B17]固体CO2吸収剤を志向したシリカ表面への高密度アミン修飾
○片岡 実織1、吉川 聡一1,2、山添 誠司1,2,3(1. 東京都立大学大学院理学研究科化学専攻、2. 京都大学触媒電池元素戦略研究拠点、3. JST さきがけ)
アミン水溶液を用いた化学吸収法はCO2の分離・回収技術における有効な手法の一つであるが、近年、回収・再生がより容易なCO2吸収剤として固体表面にアミンを修飾した固体CO2吸収剤が注目されている。本研究では、従来よりアミン効率の高い固体CO2吸収剤の開発を志向し、高密度なクロロプロピル基を有するシリカを合成し、アミンのアミノ基をアルキル化することで高密度アミン修飾シリカの合成を検討した。
