函館大会(第51回石油・石油化学討論会)

函館大会(第51回石油・石油化学討論会)

2021年11月11日〜11月12日函館アリーナ・函館市民会館およびオンライン
石油学会 年会(研究発表会)
函館大会(第51回石油・石油化学討論会)

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2021年11月11日〜11月12日函館アリーナ・函館市民会館およびオンライン

[1C13]中性水溶液中でのブラウンミラーライト型Fe-Co系酸化物の電気化学的酸素発生に対する触媒活性

○岡田 拓之1、辻?? 悦司1、菅沼 学史1、片田 直伸1(1. 鳥取大学工学部附属グリーン・サスティナブル・ケミストリー研究センター)
水中でのCO2の電気的還元反応(CO2RR)を進展させるためには、対反応の酸素発生反応(OER)に対する触媒開発も重要である。CO2RRには中性が最適であるが、ペロブスカイト型酸化物(PV)に代表される既知のOER触媒は中性で失活する。本研究では液相ゲル化法により合成したブラウンミラーライト型Ca2Fe2-xCoxO5(CFCO-x、0≦x≦1.25)とPVの中性での活性を電気化学測定により比較した。CFCO-xではxの増加 (Co/Fe比の増加)で活性が向上し、CFCO-1や1.25はPVよりも高活性であった。x=1.25では4.7 mA cm-2における活性が24時間の間低下しなかった。