[1C14]CuInS2光カソードと生体触媒を組み合わせた可視光応答型CO2還元系の構築
○豊留 拓弥1、天尾 豊1,2、東 正信2(1. 大阪市立大学大学院理学研究科、2. 大阪市立大学人工光合成研究センター)
CO2の有効的な利用法の1つとして半導体光電極によって高エネルギー物質へ還元することが挙げられる。しかし、水溶液中ではCO2の還元はH+の還元よりも熱力学的に起こりにくいため、選択的にCO2還元が可能な系の開発が望まれる。そこで本研究では、CO2から選択的にギ酸生成が可能な生体触媒(ギ酸脱水素酵素)とCuInS2光カソードを組み合わせることで、可視光駆動型CO2還元系の構築を試みた。
