[1A04]銅亜鉛触媒の結晶構造による逆水性ガスシフト反応への影響
○古川 貴之1、世木澤 慎之輔1、柳田 晃秀1、田代 啓悟1、里川 重夫1(1. 成蹊大学)
CO2から液体燃料を生成するプロセスの中で、CO2と水素を反応させCOへ変換する逆水性ガスシフト(RWGS)反応は非常に重要となる。しかし、水素化が過剰に進行するとメタンが生成し、液体燃料合成の妨げとなる。本研究では水性ガスシフト反応に使われる銅亜鉛触媒をRWGS反応に使用した。高温では失活すると思われていたが、800°Cでも高い触媒活性を示した。高温で使用することで結晶構造が変化して反応機構は異なると予想している。
