[1A07]ゾル-ゲル法により調製したCuCeO2ZrO2およびCuCeO2TiO2複合体触媒を用いたエタノールのCO2改質反応
○井上 直哉1、鳩岡 悠生1、橋本 忠範1、石原 篤1(1. 三重大学大学院工学研究科)
本研究では、ゾル-ゲル法を用いて担体の成分と組成比を変えたいくつかのCuCeO2ZrO2およびCuCeO2TiO2複合体触媒を作製した。作製した触媒を用い、エタノールのCO2改質反応特性を評価し、担体成分および組成比の変化による影響について検討した。重量比10Cu45CeO245ZrO2触媒は、625~700℃でエタノール転化率がほぼ100%示し、700℃では水素収率が74%と高い値を示した。一方で、TiO2を添加した触媒は、ZrO2を添加した触媒に比べてエタノールとCO2の転化率およびCOおよびH2の収率がやや低下した。
