[1A10]鉄系触媒を用いたCO₂の水素化による低級オレフィン合成における炭素担体種の影響
○押方 亮介1、朝見 賢二1(1. 北九州市立大学)
再エネ水素によりCO2を有用物質への変換することは、カーボンリサイクルの有力な方策であり、中でも低級オレフィンの合成は魅力的である。筆者らは、C2-C6の低級オレフィン(LO)合成に注目し、CO2から逆シフトおよびFT合成によりLOを得る反応を1段で行う研究を進めており、既に活性炭担持Cu-Mn修飾沈殿鉄触媒 (Fe-Cu-Mn/AC)が優れていること報告している。本研究では、活性炭と異なる炭素を担体に用いて触媒調製を行い、実験結果の比較を行った。
