長野大会(第52回石油・石油化学討論会)

長野大会(第52回石油・石油化学討論会)

2022年10月27日〜10月28日JA長野県ビル
石油学会 年会(研究発表会)
長野大会(第52回石油・石油化学討論会)

長野大会(第52回石油・石油化学討論会)

2022年10月27日〜10月28日JA長野県ビル

[1B01]ゼオライトの構造およびアルカリ金属種が乳酸変換に与える触媒特性の解明

○渡邊 郁也1、今村 和也1、恩田 歩武1(1. 高知大学)
アクリル酸は、現在はプロピレンの二段階酸化によって合成され、需要は年間で420万トンとされている。乳酸はバイオマス資源から得られる代表的な有機化合物の1つである。硫酸塩やハイドロキシアパタイト等の固体酸塩基触媒により、乳酸からアクリル酸を生成できることが知られているが、触媒活性、生成物選択性ともに課題がある。本研究ではゼオライト触媒を用いて検討し、K型ZSM-5触媒で転化率99%、アクリル酸選択率83%を達成した。