[1B05]イソブタノールからのp-キシレン高選択合成を指向したZn担持ZSM-5触媒の開発ー外表面酸点不活性化処理の効果ー
○小嶋 泰輔1、坂主 大樹1、古屋 貴章2、木村 健太郎1、藤墳 大裕3、多湖 輝興1(1. 東京工業大学、2. 日鉄エンジニアリング株式会社、3. 京都大学)
キーワード:
Iso-butanol、p-Xylene、Zn-supported ZSM-5
Zn/ZSM-5触媒は,イソブタノールからのp-キシレン直接合成に適した触媒である。一方、反応中間体の分解、芳香族の異性化・脱アルキル化反応によりキシレン異性体の生成に加えて,ベンゼンとトルエンが副生する。本研究では,ゼオライト酸量(Si/Al比)とZn添加量(Zn/Al比)がp-キシレン選択性に及ぼす影響を検討した。さらにゼオライト結晶外表面酸点の不活性化処理によりp-キシレン収率向上を図った。
