[1B08]ジョイント要素を用いた誘発地震予測モデルの開発 ー二酸化炭素地下貯留への適用ー
○片山 滉基1、古井 健二1、津坂 仁和2(1. 早稲田大学、2. 株式会社INPEX)
CCSに対する懸念材料の一つとして、CO2地下貯留による誘発地震の発生が挙げられる。今後のCCSの社会受容の構築や実用化のためには、地震発生リスクの評価や、漏洩対策、信頼性の高いトラフィックライトシステムの確立が求められる。本研究では、地盤の初期地圧や断層の力学的特性を考慮したジョイント要素を導入した3次元有限要素法誘発地震予測モデルを開発した。2013年に米国Decatur CCSプロジェクトで観測された微小振動データを解析し、モデルの妥当性を検証した。
