[1B11]油-塩水-岩石における方解石の溶解による粗さ評価:低塩分濃度水攻法への影響
○王 越斉1、ハオ シンチゥアン1、エラクネス ヨガラジャ1、長谷川 丈1(1. 北海道大学)
低塩分濃度水攻法は、炭酸塩岩貯留層における石油増進回収の有望な技術である。この技術における接触角と濡れ性の変化には、表面粗さの変化と油-塩水-岩石間の相互作用が重要な役割を果たす。本研究では、原子間力顕微鏡を用いて、異なる塩分の水中での方解石の表面粗さを測定した。また、接触角を測定し、方解石の溶解に塩水が与える影響を表面粗さによって評価した。最後に、表面粗さが接触角に及ぼす影響について検討した。
