[1C01]熱分解廃棄ガス中のフェノール改質のための触媒へのアルカリ土類金属添加
○大島 一真1、柳田 晃秀2、田代 啓悟2、岸田 昌浩1、里川 重夫2(1. 九州大学、2. 成蹊大学)
物質循環の促進からプラスチックのフィードストックリサイクルへの気運が高まっている。本研究ではプラスチック熱分解中に発生するフェノールから、水蒸気改質による水素回収を狙い、フェノール水蒸気改質触媒の改良を行った。一般的な水蒸気改質触媒であるニッケル触媒に対して、ストロンチウムなどのアルカリ土類金属を少量添加することで、水素収率が向上することがわかった。
