[1C10]ゼオライト触媒を用いたノルマルセタン中のポリエチレンの触媒分解
○三浦 えり1、加茂 徹2、酒井 求2、松方 正彦1,2,3(1. 早稲田大学大学院先進理工学研究科応用化学専攻、2. 早稲田大学ナノ・ライフ創新研究機構、3. 早稲田大学理工学術院総合研究所)
廃プラスチックは世界的な問題であり,それらを化学品原料まで分解し処理するケミカルリサイクルが注目されている。本研究では有機溶剤とゼオライト触媒を用いたポリエチレンの触媒分解について触媒の有無による比較また反応温度や時間を変化させた時の分解挙動の検討をおこなった。その結果、触媒存在下でPE転化率が約86%上昇すること、また反応温度や時間の増加に伴って工業的に需要の高い低級炭化水素の割合の増加がみられた。
