[1C17]シリカ担持Ir触媒によるメチルシクロペンタンの加水素分解
○稲垣 怜史1、前川 裕城1、若月 陸人1、窪田 好浩1(1. 横浜国立大学)
Fumed silica, silicalite-1, SBA-15をそれぞれ担体として,加水素分解能を有することで知られるIr,Rh を含浸担持し,触媒を調製した。これらの触媒をメチルシクロペンタン(MCP)の加水素分解に適用すると,いずれの触媒でも水素化開環を経て2-メチルペンタン,3-メチルペンタン,ヘキサンが主に生成した。また,Irの方がRhよりもMCPの加水素分解において高い活性を示し,担体としてfumed silicaを用いたものが最も転化率が高かった。
