[A14]CaOを脱水剤として使用したCO2とグリセロールからのグリセロールカーボネートの合成
○竹内 勝彦1、松本 和弘1、深谷 訓久1、佐藤 一彦1、崔 準哲1(1. 産業技術総合研究所)
本研究では、CO2と余剰バイオマス資源であるグリセロールから、ポリウレタンやポリカーボネートの原料となるグリセロールカーボネートを合成する反応の開発に取り組んだ。その結果、亜鉛錯体触媒存在下、再生・再利用が可能なことが知られている脱水剤である酸化カルシウムを用いることで、効率と環境調和性に優れたグリセロールカーボネート合成反応を開発することに成功した。
