石油学会 第65回年会(第71回研究発表会)

石油学会 第65回年会(第71回研究発表会)

2023年5月29日〜5月30日タワーホール船堀(東京・江戸川区)
石油学会 年会(研究発表会)
石油学会 第65回年会(第71回研究発表会)

石油学会 第65回年会(第71回研究発表会)

2023年5月29日〜5月30日タワーホール船堀(東京・江戸川区)

[B10]石炭灰成分を用いたゼオライトによるポリエチレンの接触分解

國枝 昴希1、○田中 柊真1、グエン フン1、松浦 真也2、橋本 忠範1、石原 篤1(1. 三重大学大学院工学研究科、2. 三重県工業研究所)
ベトナム産石炭の中で、Quang Ninh (QN)炭の灰分中の化学組成がゼオライトの調製に使える可能性があり、本研究ではこのQN炭灰分組成に合わせた試薬を用い、ZSM-5ゼオライト触媒を調製した。150℃でSiO2/Al2O3比を52とすることで、結晶が成長することが分かった。また、結晶化温度を165℃・結晶化時間を96時間にするとSiO2/Al2O3比が26においても結晶が成長することが分かった。作製した触媒による低密度ポリエチレン(LDPE)接触分解を通して石炭灰分組成を用いたゼオライトと通常のゼオライトの反応性の違いを検討した。