[C10]ゼオライト触媒を用いたエチレン芳香族化における硫黄種共存効果
○小西 絵里子1、大島 一真1、渡部 綾2、福原 長寿2、岸田 昌浩1(1. 九州大学、2. 静岡大学)
硫黄は一般的に触媒毒として知られており,硫黄種を含むエチレン芳香族化の検討例は少ない.そこで本研究ではエチレン芳香族化における硫化水素およびメタンチオオールの共存効果と本反応系に有効なゼオライト触媒の開発について検討を行った.ゼオライト上の酸点は金属担持によってコントロールし,酸点とエチレン芳香族化触媒活性の相関を確認した.またエチレン芳香族化においてメタンチオールが阻害物質であることを明らかにした.
