[P02]アルキル鎖をスペーサーとするヘミクリプトファン錯体の開発
○浅岡 遵1、牧田 佳真2、藤原 眞一2、小玉 晋太朗1、小川 昭弥1、野元 昭宏1(1. 大阪公立大学、2. 大阪歯科大学)
分子カプセルは空孔内部に特定の分子を内包することで、触媒として作用することが期待されている。本研究では、お椀型のホスト分子とキノリノールをオクチル基で連結した三脚型の配位子を新たに開発した。本配位子は亜鉛イオンと配位することで、亜鉛イオンを空孔内部に有する分子カプセルを形成することを見出した。さらに、空孔内部にコリンも同時に包接されることを明らかにした。
