[P09]アモルファスシリカアルミナの細孔構造および酸性質の制御
○三輪 勇樹1、瀬戸 由佳1、香川 智靖1、関 浩幸1(1. 日揮触媒化成株式会社 石油精製触媒研究所)
アモルファスシリカアルミナ(ASA)は、その多孔性や個体酸を活かして石油精製用触媒の材料に用いられている。近年のカーボンリサイクルの推進から、廃プラスチックの分解用途をはじめとするケミカル触媒の材料としても検討されている。適用に当たり、ASAの細孔や酸性質の制御は重要である。今回開発したASAはAl/Si比一定のもと、アルミナとシリカの反応状態により、細孔容積及び酸性質の制御が可能となり、様々な触媒への応用が期待できる。
