[1A03]有機修飾した金属酸化物ナノ粒子の分散・凝集挙動の溶媒依存性の検討
○工藤 康大1,2、二宮 翔2,3、横 哲4、成 基明4、苫居 高明3,4、阿尻 雅文4、西堀 麻衣子2,3(1. 東北大学大学院環境科学研究科、2. 東北大学多元物質科学研究所、3. 東北大学国際放射光イノベーション・スマート研究センター、4. 東北大学材料科学高等研究所)
ナノ粒子を高濃度に分散させたナノフルイド中の粒子分散・凝集挙動は、流動性や熱伝導率などに影響するため重要な因子となる。本研究では、粒子間相互作用や溶媒との親和性が分散・凝集挙動に与える影響を解明するため、その場X線小角散乱によりナノフルイド流通下での二次構造の形成過程を追跡した。その結果、凝集体のサイズや形状が溶媒比に応じて変化することや、凝集挙動が核生成ー成長モデルで説明できることがわかった。
