石油学会 第66回年会（第72回研究発表会）
2024年5月28日〜5月29日タワーホール船堀（東京・江戸川区）
石油学会 第66回年会（第72回研究発表会）
2024年5月28日〜5月29日タワーホール船堀（東京・江戸川区）
[A04]金属3Dプリンティングで作製したNi製自己触媒反応管を用いた二酸化炭素のメタン化
○森 浩亮1、Kim Hyo-Jin1、中野 貴由1、山下 弘巳1(1. 大阪大学大学院)
金属3Dプリンティング技術は、触媒と反応器を一つに統合した金属製自己触媒反応管(SCR: Self Catalytic Reactor)の作製が可能であり、高い機械的強度、熱伝導性に加え、触媒性能と幾何学的特性の関係を明らかにできるため、次世代触媒技術としての発展が期待されている。本研究では、金属3Dプリンティング技術と電気化学的表面処理を組み合わせることで、二酸化炭素のメタン化反応に高い活性と100%近い選択性を示す触媒として機能するSCRを作製した。