石油学会 第66回年会(第72回研究発表会)

石油学会 第66回年会(第72回研究発表会)

2024年5月28日〜5月29日タワーホール船堀(東京・江戸川区)
石油学会 年会(研究発表会)
石油学会 第66回年会(第72回研究発表会)

石油学会 第66回年会(第72回研究発表会)

2024年5月28日〜5月29日タワーホール船堀(東京・江戸川区)

[B03]セメント系地盤改良剤による低温油井での出砂防止への適用性に関する実験的検討

○劉 雨晨1、大内 久尚1、栗原 正典1(1. 早稲田大学)
老朽化した油井では、坑井付近の岩盤が内部浸食により弱まり、出砂が生じる。従来の出砂対策の一つとして、フェノール樹脂等により砂粒子を固化する手法が用いられている。しかし、樹脂系の固化温度は概ね70℃以上であるため、低温油層における適用性が劣る。本研究では、本来メタンハイドレート層の安定化を目的としたセメント系地盤改良剤を用いて、比較的低温油井における出砂防止への適用性について室内実験により検証した。