[C12]転写法によるAlおよびGaペアサイト含有ゼオライトの合成とイオン交換能評価
○藪下 瑞帆1、金子 卓央1、今西 佳保2、Xiao Ting2、大須賀 遼太3、中川 善直1、中島 清隆3、横井 俊之4、村松 淳司5、冨重 圭一1,6(1. 東北大学大学院工学研究科、2. 東北大学多元物質科学研究所、3. 北海道大学触媒科学研究所、4. 東京工業大学科学技術創成研究院、5. 東北大学国際放射光イノベーション・スマート研究センター、6. 東北大学材料科学高等研究所)
Alペアサイト構造を含む非晶質複合酸化物を水熱処理に供することで、あらかじめ構築したAlペアサイト構造をCHA型やMFI型ゼオライト骨格内へと転写・構築できること、また、合成パラメータの変更によって容易にその量をコントロールできることを見出した。本独自手法(転写法)はGaペアサイト構築にもそのまま応用することができる。また、構築したペアサイトが2価カチオン捕捉サイトとして機能することを定量的・分光学的に明らかにした。
