[1A1-PS-1-01]社会と人工知能
野田 五十樹1(1. 産業技術総合研究所)
人工知能研究と社会との関わりについて議論していきたい.人工知能という言葉がうまれて65年がたち,いくつかの山と谷を経て,10年の間に,実用的かつ哲学的な技術・学問として研究が進んできた.本講演では,特に人工知能という技術と社会の関係について焦点を当てる.まず,人工知能技術の社会への応用の例として,話者がこれまで携わってきたマルチエージェント社会シミュレーション(MASS)を取り上げ,その実例や可能性,今後の研究課題について紹介する.また,学術研究と社会との関わりについて,近年人工知能学会が重きを置いている倫理的側面など学術と社会とのかかわりを取り上げ,社会における学術研究の課題について,問題意識を共有したい.

