[1F3-GS-10b-01]AIを用いた健康経営を促す施策の検討従業員のワーク・エンゲイジメント向上を目指して
下川 詩乃1、〇藤岡 実紀1、一山 了1、高屋 葵1、成清 奈々子1(1. 同志社大学)
キーワード:
健康経営、ワーク・エンゲイジメント、ポジティブ・メンタルヘルス
本稿の目的は、AIを用いた健康経営の促進について、従業員のワーク・エンゲイジメントを向上させるための要因や施策を明らかにすることである。その健康経営の一つとしてメンタルヘルスケアが挙げられ、従業員のみならず企業にも多大なメリットをもたらすが、実際にはストレスを抱えた従業員が依然として存在しており、我が国はストレス社会の極地に達していると言える。また、コロナウイルス感染拡大に伴い、その問題は更に深刻化してきている。昨今、メンタルヘルス改善の研究は数多くなされており、その中で、ワーク・エンゲイジメントの向上が従業員のストレスを軽減させると報告されている。しかし、労働人口の減少による人手不足のため人員を割くことができず健康経営を取り入れることが難しいというのが大きな課題の1つとされる。そこで我々は、メンタルヘルスケアの一次予防に目を向け、従業員のワーク・エンゲイジメントの向上にAIを用いても人間と同様の効果をもたらすかについて、サーベイ実験を行ったが、有意性は見られなかった。また、補助分析として行った個人特性や仕事内容と自己成長の影響も踏まえて、健康経営の促進について検討している。

