2016年第63回応用物理学会春季学術講演会

2016年第63回応用物理学会春季学術講演会

2016年3月19日〜3月22日東工大 大岡山キャンパス
応用物理学会春季・秋季学術講演会
2016年第63回応用物理学会春季学術講演会

2016年第63回応用物理学会春季学術講演会

2016年3月19日〜3月22日東工大 大岡山キャンパス

[21a-P1-4]中和反応による界面張力不安定性が引き起こす液滴の自発変化と運動

〇原田 優吾1、作田 浩輝1、吉川 研一1(1.同志社大)

キーワード:

液滴の自発運動、界面張力、非平衡反応

一般的に液滴は体積が大きい程、分裂や変形が生じ易い。他方では、油脂の液滴は化学刺激により、自発的な運動や形の変化が生じると報告されている。我々は油脂の液滴に化学刺激を与え、それにより運動や変形が生じる実験系を用い、一般的な液滴の挙動とは異なる、液滴の体積が小さい程分裂が生じ易いことを発見した。そこで、液滴の体積の違いにより、油脂の液滴がどのような振る舞いを生じるかについて研究を進めたので報告する。