[5p-A401-1][講演奨励賞受賞記念講演] 流体熱力学質量分析法の開発と今後の展望
〇柴 弘太1、吉川 元起1(1.物材機構MANA)
キーワード:
質量分析、流体力学、構造力学
本研究では、真空環境下でのイオン化を前提とした従来法とは全く異なる原理に基づく質量分析法を開発した。流体力学、熱力学および構造力学に基づく本手法の最大の特徴の一つは、大気環境下で容易に実施可能なことである。これにより、モバイル実装レベルの小型化など従来法では対応が困難であった課題が解決され、コンシューマー用途をはじめとする質量分析の新たな展開創出が期待される。
